過払い金について今思う事

「ファンド・オブ・ファンズという言葉をみたら、危険な商品だと疑いなさい」と教えているのですが、世の中には、本質はファンド・オブ・ファンズであるのに、広告やパンフレットなどにはファンド・オブ・ファンズと書かれていない投資信託もあります。
他社を選んでそこに運用を任せきりにするだけなのに、実際に運用をする会社が取る信託報酬よりも高い、年約1%の信託報酬を上乗せするというやり方は、まさに濡れ手で粟の商売です。 日本中の、あるいは世界中の投資信託(ファンド)の中から投資先を選ぶという作業だけで、バカ高い信託報酬を取る運用会社は、ではどうやって投資先のファンドを選んでいるのでしょうか。
たぶん基本的な考え方としては、過去の運用実績がよかったファンドを選んでいるだけだと思われます。 しかし、過去の運用実績が将来の運用実績を保証しないことは、これまでにも述べた通りです。
つまり、ファンド・オブ・ファンズと書かれた株式投資信託を買うと、ふつうの2倍以上の信託報酬をムダに支払うことになるのです。 日本株、アメリカ株、EU株、BRICs株、日本債券、アメリカ債券、EU債券、エマージング債券の8つに分散投資します。

8種類の資産に分散して投資。
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それなのに、広告の中にはファンド・オブ・ファンズという表現は一切出てこないのです。 ただし、「注意しないと騙されるかもしれない」といった心配は無用でしょう。
広告の下側にある「お申込メモ」の中に手数料が書かれていますが、信託報酬は年1.995%で非常に高いのです。 そもそもファンド・オブ・ファンズが危険なのは、ムダに信託報酬が高いからでした。
だから、総計での信託報酬が明記されていれば、賢い客はその高さをみて手を出さないことにするでしょう。 なお、長所として、毎月のニュースレター、3ヵ月ごとの運用レポートなど、たくさんの情報提供サービスがあるようですが、これも余分なコストがかかることを考えると、筆者には短所にしかみえません。
自分では運用しないで高い信託報酬を取ることを正当化するためのサービスでしかない、と言ったら言いすぎでしょうか。

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